彼は私のおもちゃを取った

Catbearsのクマとネコ

子どもに分け合うことを教えるには:順番を待つことを学ぶ無料ゲーム(5〜10歳向け)

子どもに分け合うことを教えるのは、保護者や先生にとって毎日のいちばん難しい仕事の一つです。おもちゃを取り返すのは子どもには公平に感じられ、「はい、分けて」と言うだけではなかなか身につきません。もっとうまくいくのは、お願いのしかた、待ちかた、代わりばんこのしかたを見せて、なぜそれが取り合いより良いのかを子ども自身に見せることです。

「おもちゃをとられた」は、その学びを子どもが遊べるお話に変えた無料のオンラインSELゲームです。ネコがクマのおもちゃを聞かずに取ってしまい、クマが次にどうするかをお子さんが選びます。取り返す、大人のところへ走る、あるいは息をついてやさしくお願いする。それぞれの選択が展開するので、分け合い、順番こをする理由が、ルールとしてではなく自然と伝わります。

約5分で、どんな端末でも動き、登録なしで無料です。ひとりの子とも、クラスとも、カウンセリンググループとも遊べます。

先生が話し合いを進める中、画面でCatbearsのSELのお話を見る子どもたちのクラス

話し合いを始められる、分け合いのお話

朝の会やサークルタイムに画面に映してください。クラスは、ネコがおもちゃを取ったときにクマがどうすべきかを一緒に考え、取り返す・言いつける・落ち着いてお願いする、がそれぞれどうなるかを見ます。準備はいらず、授業やソーシャルスキルのグループ、ふたりが同じものを取り合ってけんかした後の短い立て直しにも合います。あとで、どの選択がおもちゃも友情も守れたか、そしてふたりが引っぱったときになぜおもちゃが壊れたのかを聞いてみてください。

子どもはいつ分け合う準備ができる?

言われてすぐ分け合うのは幼い子には難しく、相手の見かたに本当に立つ力は、小学校の低学年をとおして少しずつ育ちます。だからこそ、おもちゃを手放すよう子どもに強いると、しばしば逆効果になります。このゲームは、子どもが実際にできる部分を教えます。順番を待つ、言葉でお願いする、反応する前に落ち着く。セラピストや保護者は一対一で、取り合う前のひと呼吸を練習したり、自分のものをしっかりとやさしく求める練習に使えます。これは、ゆずることとも、爆発することとも違う、それ自体が一つの力です。

家や教室での使い方

最後まで見て話すだけでも大丈夫です。きょうだいがおもちゃで言い争った後の短い会話、教室での朝の会やサークルタイム、カウンセリングやソーシャルスキルのグループ、または分け合いが難しい遊びの約束に向けた準備にも合います。遊んだあとは、自分ならどの選択をするか、ネコはどう感じたと思うかをお子さんに聞いてみてください。学びの多くは、その会話の中で起こります。

このゲームが分け合いについて教えること

取り合うのではなく、順番こをしてお願いする

分け合いは、順番こと考えるといちばんうまくいきます。自分の番があって、次はだれかの番です。ゲームの中でクマは、ひったくらずに息をついておもちゃをやさしく返してとお願いし、子どもはネコが待って返すのを見ます。子どもはお願いの言葉と、待つための忍耐を練習します。それが、休み時間や遊びの約束、つみきのコーナーなど、毎日の分け合いの実際の姿です。

取り合い・言いつけ・強制の分け合いが足りない理由

お話は、子どもが最初に手を伸ばしがちな選択も見せます。取り返すと、おもちゃが壊れてふたりとも困ったことになります。まっすぐ大人のところへ走るとおもちゃは戻りますが、もう一方の子は怒ったままです。そして「ごめんねして、分けて」と急いで強いると、子どもは解決するのではなく、ゆずることを覚えます。子どもは選んで結果を見ることでこれらの学びにたどり着くので、落ち着いた公平な選択がひとりでに勝ちます。

Catbearsについて

Catbearsは、子どもが小さいうちから、子どもでいることの難しい部分が得意になれるよう手助けします。分け合いと順番こについてのこのゲームは、増え続ける無料SELゲームの一つです。どれも、子どもが実際に出会う場面を取り上げ、その場の大人がそれについて話す簡単なきっかけを与えます。

保護者・先生・セラピストからよくある質問

多くの子は3〜4歳ごろに手助けがあれば順番こを始められ、5〜7歳にかけて自分から分け合うのが上手になります。本当の分け合いは相手の見かたに立つことにかかっていて、それは小学校の低学年をとおして育ち続けるので、プレッシャーよりも忍耐と練習が大切です。このゲームは、お話と選択についていける5〜10歳向けです。

物をあげることではなく順番こととらえ、気持ちを声に出して名づけ、言葉を教えましょう。「終わったら順番かわってくれる?」。ひったくるのではなくお願いするお手本を見せ、自然な結果に学びの一部を任せます。このゲームを一緒に遊ぶのは、まさにそれです。お子さんがクマの反応を選び、どうなるかを見ます。

ほかの子がほしがったとたんにおもちゃを手放すよう子どもに強いると、しばしば逆効果で、ゆずるか、次はもっと強くひったくることを覚えさせます。たいていは、順番を守り(「今その子が使っているよ、次はあなたね」)、お願いと待つことを促すほうがうまくいきます。このゲームはそこに寄り添います。クマは手放すよう強いられてではなく、落ち着いてお願いすることでおもちゃを取り戻します。

約5分です。車の中や寝る前のおしゃべり、サークルタイムの数分に収まるよう、あえて短くしています。

分け合いと順番こ、そしてその土台にある自制心です。反応する前にひと呼吸おくこと、自分のものをしっかりとやさしく求めること、そして取り合いや言いつけがなぜたいてい逆効果になるのかを見ることです。

はい。登録も、ダウンロードも、費用もありません。どの子どももこうした力を練習できるべきだと考えています。